HPには日記欲しいので・・
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Fri 14 , 00:31:22
2008/11
今日の木曜洋画劇場も面白かったのでメモメモ・・・↑タイトルでネタバレ・・まぁいいか
木曜洋画劇場「アイランド」
世界は汚染され、生き残った人類は衣食住がまるまる管理されたシェルターで暮らし、その中から抽選で選ばれた人間だけが汚染を逃れた夢の島『アイランド』へ移住できる・・・・
と思わせといて、実はシェルター内の人間は全てクローンで、臓器移植や代理母に使われる存在だった。汚染なんて嘘で、事実を知った主人公が恋人をつれて脱出を計る・・・というお話。
今まで信じていた世界が偽者で実は・・・ってお話は個人的に結構好きだったりします。
いいSF。臓器移植(または代理母)は本人の体を使うのが一番→クローンを作ってそいつから取り出す→クローン人間は法律で禁止されてる→「クローン人間は植物と同じで感情を持たない」ってことならOK→本当は感情持ってるけど内密にしておく→脱出したクローン(製品)は抹殺!
・・・ってな流れはなかなか納得のいくものでした。
クローン人間を作るに当たり、感情を抹消することができなかったというのも興味深いところで、生命活動と精神の繋がりが地味に示唆されてるのかな、と。クローンである主人公にコピー元の記憶が残ってたのもそこらへんにつながるのかな?
デザインが全体的にカッコイイ。車や空中バイク(「ブラック・ワスプ」とか言ったっけ?)イカス!
ただ、ビルなんかは割りと普通だったりして未来としては中途半端な感じ。電車(?)は空飛んでるのに車も信号も普通・・・
逃亡に手を貸すシェルターの管理者(非クローン人間)、マックがいいキャラ。主人公と仲が良かったとはいえ、クローンであると知っていて、何で自分が・・と悪態つきながらも命の危険を冒して協力してくれるナイスガイ!
クローンとそのオーナーの関係を「ハンバーガーの肉になる牛に会いたがる奴がいるか?」と分かりやすく例えるのが好き。
管理しやすくする為、男女の接触を禁じられ、もちろんセクロスなんかも知らなかったクローン達。
脱出した二人がテレビでキスシーンを見る場面があって、ソレを試す・・・というベタといえばベタな展開なんだけど、そのタイミングが良かったと思う。
主人公とそのクローン元(オーナー)に会い、協力を乞うが裏切られ、すったもんだして入れ替わってしまう。その本物(といってもクローンなんだけど)を見分ける為にキス・・・説得力あるのではないかと。
しかしキスの続きは何で知ったのかねぇ?(クローン達は子供は勝手にできるものだと思ってたし)
クライマックス、入れ替われたのでそのまま逃げる事も出来た主人公達だが、他のクローンの仲間を救いにシェルターに戻る。
このとき、銃を隠し持ったヒロインがわざと捕まるんだけど・・・身体検査くらいしろよw しかも手術前なんだから着替えくらいさせたらいいのに・・
一応、二人を追っていた傭兵の隊長が味方になったので見逃してくれたとも考えられるけども。
とまぁ、とにかく面白い映画でした。アクションシーンでカメラ動きすぎて見づらいのがちょっと残念だったけど(おかげでせっかくの空中バイクのデザインが確認しづらい)、アクション見るものでもないと思うので・・・
クローン達を解放してハッピーエンドってなってるけど、それだけじゃ終わってないと感じさせてるのも自分としては好きなところ。
ヒロインのオーナーの病気(しかもその子供と主人公達は会ってる)なのを主人公達が気にしている場面がある、主人公のオーナーも病気で二年で肝臓がダメになる・・・など、クローン達が大人しくドナーに使われていれば救われる命もあると描いている。
クローンを作った博士も、非人道的で金や名誉欲を求める奴だという描写がある反面、病気を治そうという情熱は確かにあるように見える。
だからってクローンを肯定するわけじゃ無いけど・・これは作中でやってるけど作られたものとはいえ人格があるものを殺していいのか?・・・と。
・・・色々考えさせる作品でした。
木曜洋画劇場「アイランド」
世界は汚染され、生き残った人類は衣食住がまるまる管理されたシェルターで暮らし、その中から抽選で選ばれた人間だけが汚染を逃れた夢の島『アイランド』へ移住できる・・・・
と思わせといて、実はシェルター内の人間は全てクローンで、臓器移植や代理母に使われる存在だった。汚染なんて嘘で、事実を知った主人公が恋人をつれて脱出を計る・・・というお話。
今まで信じていた世界が偽者で実は・・・ってお話は個人的に結構好きだったりします。
いいSF。臓器移植(または代理母)は本人の体を使うのが一番→クローンを作ってそいつから取り出す→クローン人間は法律で禁止されてる→「クローン人間は植物と同じで感情を持たない」ってことならOK→本当は感情持ってるけど内密にしておく→脱出したクローン(製品)は抹殺!
・・・ってな流れはなかなか納得のいくものでした。
クローン人間を作るに当たり、感情を抹消することができなかったというのも興味深いところで、生命活動と精神の繋がりが地味に示唆されてるのかな、と。クローンである主人公にコピー元の記憶が残ってたのもそこらへんにつながるのかな?
デザインが全体的にカッコイイ。車や空中バイク(「ブラック・ワスプ」とか言ったっけ?)イカス!
ただ、ビルなんかは割りと普通だったりして未来としては中途半端な感じ。電車(?)は空飛んでるのに車も信号も普通・・・
逃亡に手を貸すシェルターの管理者(非クローン人間)、マックがいいキャラ。主人公と仲が良かったとはいえ、クローンであると知っていて、何で自分が・・と悪態つきながらも命の危険を冒して協力してくれるナイスガイ!
クローンとそのオーナーの関係を「ハンバーガーの肉になる牛に会いたがる奴がいるか?」と分かりやすく例えるのが好き。
管理しやすくする為、男女の接触を禁じられ、もちろんセクロスなんかも知らなかったクローン達。
脱出した二人がテレビでキスシーンを見る場面があって、ソレを試す・・・というベタといえばベタな展開なんだけど、そのタイミングが良かったと思う。
主人公とそのクローン元(オーナー)に会い、協力を乞うが裏切られ、すったもんだして入れ替わってしまう。その本物(といってもクローンなんだけど)を見分ける為にキス・・・説得力あるのではないかと。
しかしキスの続きは何で知ったのかねぇ?(クローン達は子供は勝手にできるものだと思ってたし)
クライマックス、入れ替われたのでそのまま逃げる事も出来た主人公達だが、他のクローンの仲間を救いにシェルターに戻る。
このとき、銃を隠し持ったヒロインがわざと捕まるんだけど・・・身体検査くらいしろよw しかも手術前なんだから着替えくらいさせたらいいのに・・
一応、二人を追っていた傭兵の隊長が味方になったので見逃してくれたとも考えられるけども。
とまぁ、とにかく面白い映画でした。アクションシーンでカメラ動きすぎて見づらいのがちょっと残念だったけど(おかげでせっかくの空中バイクのデザインが確認しづらい)、アクション見るものでもないと思うので・・・
クローン達を解放してハッピーエンドってなってるけど、それだけじゃ終わってないと感じさせてるのも自分としては好きなところ。
ヒロインのオーナーの病気(しかもその子供と主人公達は会ってる)なのを主人公達が気にしている場面がある、主人公のオーナーも病気で二年で肝臓がダメになる・・・など、クローン達が大人しくドナーに使われていれば救われる命もあると描いている。
クローンを作った博士も、非人道的で金や名誉欲を求める奴だという描写がある反面、病気を治そうという情熱は確かにあるように見える。
だからってクローンを肯定するわけじゃ無いけど・・これは作中でやってるけど作られたものとはいえ人格があるものを殺していいのか?・・・と。
・・・色々考えさせる作品でした。
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